INTERVIEW先輩社員たち

2006年新卒入社

機側担当(フライト担当)

いちばん好きな飛行機の仕事がいちばん。

いちばん好きな飛行機の仕事がいちばん。

私は小さいときから乗り物が好きで、鉄道の学校として有名な高校に進学しました。実は今でも「撮り鉄&撮り空?」で、休みの日はほとんど電車か飛行機の撮影に出かけています。で、どっちを取るか、進路を考えたときに、やっぱりいちばん好きなほうがいいと思って、空港で飛行機に接する仕事を選んだのです。そしてインターネットで調べて、『ここだ。ここしかない』と思ったのが当社でした。現在の機側の仕事がまさにそうですが、成田空港のA滑走路のすぐ近くで、エアライン所有のフレーター(貨物専用機)のボーイング767や777など、本当に機体の真横まで接近。空港にしかない超スペシャルな物流機械や輸送用車両を動かして、自分たちの手で航空貨物の積み込み・積み下ろしができるからです。

班長として、英文の積み込み指示シートを手に。

班長として、英文の積み込み指示シートを手に。

私たち機側(フライト担当)は、貨物便一便につき4~5名のチームを組み、例えば積み込みの場合、けん引車で貨物を運ぶ、飛行機の上側の貨物室に積み込む、下側の貨物室に積み込む、後部の小荷物室に積み込む、機内で貨物を固定するといった仕事を分担します。また、駐機場所に正確に誘導したり、翼の端が何かに触れないように見守る仕事もあります。私は班長を務めているので、関連航空会社の責任者の指揮のもと、メンバーそれぞれの役割を決定。英文の積み込み指示シートにもとづいてスムーズに積み込めるよう、私も作業に参加しながらチームワークをまとめます。予定どおり完了し、みんなで手をふって飛行機を送り出したときの達成感は、何度味わってもいいものですよ。

一日のスケジュール

6:00

出社

今日は朝イチからのシフト。通勤はマイカーで1時間ほど。ちなみに明日は9時からの遅番です。

7:00

早朝便の積み下ろし

貨物便の積み下ろし作業からスタート。到着前にミーティングをして、メンバーに指示を出します。

9:00

午前便の積み下ろし

作業時間は、ひと便あたり1時間ほど。積み下ろした貨物のうち、成田経由のものは行き先別に積み替えます。

11:30

昼食

お昼前にお弁当屋さんが回ってくるので、今日はタイミングよく購入。シフトによってコンビニ弁当のときも。

13:00

夕方便の積み込み

先日、海外のレースに出る競走馬を積み込んだときは、近くで見ると迫力があって、ちょっと感動でした。

15:00

退社

夕方からゆったり過ごすのもいいですよ。同期の仲間とは毎月1回、成田周辺のグルメ探訪をしています。

動画をつくって、分かりやすく若手に指導。

入社して12年、輸出貨物の積み込みとは流れが反対の輸入の事務、エアライン各社が連携して行うブロックスペース輸送の業務サポートなど、今の機側担当になるまで、私はいろいろな仕事に携わってきました。こうした経験を活かし、どのような質問にも答えられる先輩になり、後輩たちをリードして、誰もが働きやすい現場をつくっていきたいですね。例えば、私たち班長クラスが音頭をとり、機側・国際貨物・国際郵便等の現場作業について、大事なポイントや注意すべき点を動画にして、分かりやすく教える取り組みを進めています。もともと当社には、若手をやさしく育てていく風土があり、おかげで私も成長できたので、これからは恩返しをする番だと思っているからです。