INTERVIEW先輩社員たち

2017年中途入社

インサイド業務担当

空港で働けたらと、あこがれていたけれど。

空港で働けたらと、あこがれていたけれど。

私は中途入社です。地元の熊本市から年に数回、飛行機に乗って東京のテーマパークに来ていたこともあり、空港の仕事にあこがれていました。でも、難しいだろうとあきらめていて、高校卒業後は花屋さんで働いていました。それがたまたま就職情報サイトを見ていたら、当社の求人が出ていたのです。『こういう空港の仕事もあるんだ』と思って見ていくと、高卒で中途の私にもチャンスがあると分かりました。うれしくなって会社見学に参加したら、制服がエアラインのCAさんとほとんど同じで、とっても素敵なんです。新人を基本から育てる研修も充実しているとのこと。『あの制服を着て働きながら、国際物流のプロに成長できたら素晴らしい』と思って、入社を志望しました。

ひとり立ちできるまで、先輩の先生がたが指導。

ひとり立ちできるまで、先輩の先生がたが指導。

研修は本当に充実していました。私はインサイド業務のロードデスクをしていますが、座学で基礎知識を学んだ後、先輩の先生について、現場の仕事をイチから教わります。ロードデスクは一人が一日に2~3便を担当。便ごとに、貨物の保管からパレットやコンテナへの積み付け、計量、飛行機への積み込みまで、一連のアウトサイド業務に関わるデスクワークに従事します。積み付けや積み込みのプランづくりをはじめ、航空輸送の鍵を握る事務を手がけるので、いろいろな専門知識が必要です。覚えなければいけないことばかりで大変でしたが、先輩の先生がたが分かりやすく教えてくださったおかげで、私の場合は4ヶ月くらいでひととおりできるようになりました。

一日のスケジュール

11:00

出社

空港内の事務所で制服に着替えてから空港に向かいます。制服に身を包むたびに、気持ちが引き締まりますね。

12:00

ロードデスク業務

今日の最初の担当は、夕方出発のシアトル便。積み込む予定の貨物一覧の確認から業務に取りかかります。

15:00

軽く食事

次の担当便まで少し時間が空いたので、ひと休み。コンビニのおにぎりとお茶で軽い食事を取りました。

15:40

ロードデスク業務

今度はサンフランシスコ便。エアメールが多く、自分なりに計画して積むものを決めるので、時間との勝負。

19:00

ロードデスク業務

シアトル便が無事出発との連絡があって、ひと安心。3便目も予定どおり終わるようラストスパート。

21:00

退社

私もネット通販でシンガポールからコンタクトを送ってもらっているので、身近な仕事だと感じています。

貨物を確実に輸送するための「文字どおりの一翼」

私のチームは、主にアメリカ向けの貨物便を担当しています。その日のスケジュールによって、自分が手がける便は異なりますし、積み込む貨物もさまざまなので、毎日が変化に富んでいます。機種や飛行距離によって、安全に離陸するために積める貨物の最大量が決まるので、コンテナなどの重量を含めて、それを超えないようにプランを考えたり、データ上の重量と実際に計測した重量に誤差がないか安全計算をしたり、フライト担当の人に無線で情報を知らせたり…すべての事務処理を完了しないと、出発が遅れないとも限りません。責任は重大ですが、それだけに文字どおり『航空貨物を確実に海外へ運ぶための“一翼”を担っている』やりがいを、いつも全身で感じています。